https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220220/4060012671.html

周南市の鉄鋼会社製造所の事故で重体だった男性が死亡
02月20日 19時37分

今月10日、周南市の鉄鋼会社で起きた事故で、意識不明の重体になっていた49歳の作業員の男性が20日に死亡しました。

今月10日、周南市の日鉄ステンレス株式会社山口製造所で、ステンレスを精製する炉の中から酸素を取り除く作業をしていた作業員の男性2人が炉内で倒れ、意識不明の重体になりました。
このうち、協力会社の作業員の梅田崇さん(49)が20日に入院先の病院で死亡しました。
警察のこれまでの調べによりますと、梅田さんは炉の入り口を覆う耐火性のふたが炉の中に落ちたため、ふたを取りに入り、倒れたということです。
梅田さんを救出しようと、あとから炉の中に入った50代の作業員の男性は現在も病院で治療を受けています。
炉の中にはアルゴン系のガスが充満していたということで、警察は、2人が酸欠に陥った可能性があるとみて、当時の詳しい状況などを調べています。
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