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北朝鮮の幹部教育に活用される「釣りバカ日誌」、いったいなぜ? 党幹部にはびこる官僚主義と権威主義の解消に目をつけた金正日(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68871
日本映画に造詣がなかった金正日氏は当初、「釣りバカ日誌」に関心を示さなかったが、映画を見た金日成氏が「久々にとてもおもしろい日本映画を見た」と推薦してきたため、見ることにしたのだ。
金正日氏は興味がないまま見始めたが、平社員と社長が釣り仲間になって展開される数々のエピソードを見て、日本映画に対する認識を改めた。そして、金正日氏は映画を見た後、以下のような感想を述べた。
「日本も映画づくりがうまい。このような映画こそ、我が党幹部たちが見るべきだ。資本主義国の日本でも、末端の社員と会社の社長が釣りを通じて友達になる姿はどれほど素晴らしいか。目上と目下の人間関係があってこそすべてがうまくいく。いばり散らして部下と疎通しない党幹部は、映画の鈴木社長に劣る」
そして、金正日氏は「党中央委員会の副部長以上級と連合企業所の責任秘書以上級の幹部に教育映画として配布せよ」と指示を出した。
こうして「釣りバカ日誌」をコピーしたVHSビデオテープが、北朝鮮の幹部の高位者に配られた。さらに、北朝鮮最高の朝鮮労働党幹部養成施設である「金日成高級党学校」の参考映画にもなった。