田川市で4年前当時1歳の男の子を医師に診察させずに肺炎で死亡させたとして保護責任者遺棄致死の罪に問われた
母親の裁判員裁判の初公判が開かれ母親は起訴内容を否認しました。

起訴状などによりますとこの裁判は母親の常慶藍被告が重度の低栄養状態だった三男の唯雅ちゃんを医師に診察させず
2018年12月に肺炎で死亡させた保護責任者遺棄致死の罪に問われているものです。

21日の初公判で藍被告は「病院に連れて行かないといけなかったかどうか分からなかった」と起訴内容を否認しました。

冒頭陳述で検察は「夫の雅則被告が唯雅ちゃんをエアガンで撃つなどして衰弱させたにも関わらず自宅に放置した。
病院に連れていく判断能力はあった」と指摘。

一方の弁護側は藍被告には「知的障害があり精神年齢は12歳だった。故意ではない」と無罪を主張しました。

この事件をめぐっては夫の雅則被告が傷害の罪で起訴されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48eaf59d39c2d49ea06aad8a05d0f21e0f96cfed