日本人のパスポート保有率、19.1%に大幅下落

日本人のパスポート保有率がついに20%の大台を割り込んだことがわかった。
外務省がまとめた2021年(1〜12月)の「旅券統計」によると、国内での一般旅券発行数は前年比58.4%減・19年比88.2%減の51万3943冊となり、2年連続で大幅に減少した。

これにより、2021年12月末時点の国内在住日本人の有効旅券数は、前年比12.3%減・19年比19.9%減の2361万2654冊となり、本紙集計によると、日本人のパスポート保有率は前年比2.7ポイント減・19年比4.6ポイント減の19.1%まで大幅に下落した。

コロナ禍以前には日本人のほぼ4人に1人がパスポートを保有していたが、コロナ禍の鎖国を経て、5人に1人もパスポートを保有していない状況となった。

パスポート保有率は、現時点で最新の都道府県別人口が公表されている前年10月1日時点の日本人人口1億2339万9000人から、編集部が独自に算出した。

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