これぞ 炭治郎たんじろう が斬った岩!! それとも猿飛佐助?――。
滋賀県湖南市吉永の三雲城跡に至る林道沿いに、人気漫画「鬼滅の 刃やいば 」の主人公 竈門かまど 炭治郎が斬ったような、真っ二つに割れた巨岩が見つかった。
地元住民グループが観光地図などでPRし、家族連れらが撮影に訪れる新スポットになっている。

三雲城は戦国時代に築かれた山城で、架空の忍者・猿飛佐助にもゆかりがあるとされる。
岩は昨年、市内の男子中学生2人が散策中に発見。
横長の巨大な花こう岩(長さ約7メートル、高さ約2メートル)で、端の球状の部分が真っ二つだった。
割れ目の近くには、岩を割るくさびを差し込んだような跡があった。

 地元住民でつくる「吉永の里山と文化財を守る会」の園部俊治会長(72)は、「佐助のモデルの人物が触れたかもと思うとロマンを感じる」と話す。

 同会は散策地図や城跡を解説したパンフレットなど4種類を5000部ずつ発行し、土日祝日に城跡近くで開く観光案内所や、JR三雲駅などで無料配布している。問い合わせは、市観光協会(0748・71・2157)。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220222-OYT1T50065/
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