世界では名誉毀損や侮辱をめぐる争いは、当事者間の民事手続きで解決をめざす動きが主流です。国連の自由権規約委員会は2011年に侮辱罪などを犯罪対象から外すことを提起し、刑罰を科す場合でも身体拘束するのは適切ではないとする見解を示しています。

英国のイングランドとウェールズ、米国連邦法は名誉毀損罪や侮辱罪に相当する刑罰がなく、イタリアは16年に侮辱罪を削除しました。フランスは罰金刑のみです。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-12-12/2021121202_01_0.html