記録的な大雪の影響で、北海道では交通機関の混乱が続いています。

猛吹雪により、一時、180台が立往生した北斗市の現場。ほとんどの人が、近くの施設に避難しましたが、衝突した車は、入り乱れたままです。手作業でも除雪を進め、復旧を急ぎます。

立往生は、札幌市内でも発生。21日午後8時ごろから、一晩、車内で過ごした人がいます。
車内で一晩過ごした男性:「ずっと1時間おきに夜中、車の中から電話して。『順番に除雪会社が回っていますから』しか言ってくれなくて。朝の7時半ぐらいに車が埋まると思って、このままだとダメだと、命の危機を感じたので歩いて出てきた」
徐々に救助が行われ、10数台が取り残されていたことがわかりました。

駅のホームも、線路も除雪が間に合っていません。JRは、札幌圏の列車について始発から運転を見合わせたため、駅前のバス停には長蛇の列ができました。

空港も、滑走路の除雪が追いついていません。新千歳空港では、22日に発着する全便が欠航となりました。千歳市の積雪は、観測史上最大となる119センチを記録しました。

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