憲法公布75年 分断のクロノロジー

POINT
■憲法に対する国民の考えの分断は、何もしなければ、100年後も続いているだろう。国民的な議論を深めて憲法改正を実現し、共通の認識を打ち立てなければならない。。
■天皇の地位は憲法制定当初は不安定で、確立したのは昭和・平成を経てだった。天皇と国民の間の信頼関係を大切に守っていくことが必要だ。
■日本国憲法を巡る諸論点の多くは、すでに昭和30年代には明らかになっていた。国会は、堂々巡りでない建設的な議論に踏み出すことが求められている。
■野党時代の民主党も、かつては前向きな憲法論議を展開していたが、後退してしまった。政権を目指すなら、現実的な憲法の議論は避けられないはずだ。
調査研究本部主任研究員 舟槻格致

 以下略

https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/ckpolitics/20220128-OYT8T50002/