>>38
加虐の被虐の反転か 典型的なパラノイアだな

>パラノイア患者は、独占欲が強く、偏執病の名のごとく、恋愛の対象に偏執する。プライドが高くて、誇大妄想にふける反面、現実とのギャップゆえに、猜疑心が強くなり、相手が浮気しているのではないか心配になって、しょっちゅう電話をかけたりメールをしたりする。そして、振られてプライドが傷つくと、プライドを守るために、相手に自分を認めさせようとして、しつこく関係の修復を求める。それができないと、被害妄想を膨らませ、相手を誹謗中傷するなど、攻撃的になる

>リビドー発展論の用語を使って言うならば、パラノイア患者は、去勢される以前のサディズム肛門愛的体制の特徴を色濃く残している。肛門期の幼児は、父親不在の鏡像的な母子相愛の中で、母乳に対する糞尿といった贈与の交換により、他者(母)の中に理想自我を見出すことでアイデンティティを保っている。この相愛関係が崩れることは、アイデンティティの喪失、ひいては自分の死をもたらすことになる。フロイトは、『精神分析学入門』の中で次のように語っている。

>【この場合、愛の衝動は、サディズム的な衝動の仮面をかぶらざるをえなくなる。「お前を殺したい」という強迫観念は、もしも、それをある種の、しかし偶然ではなく不可避的な付加物から解放してやれば、その根底においては「俺はお前の愛を享受したい」という意味に他ならない。】
https://www.nagaitoshiya.com/ja/2008/paranoid-stalker/