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ティッシュ、トイレットペーパー、印刷用紙、段ボール――。
製紙会社があらゆる種類の紙の値上げに動いている。

1月11日、家庭紙首位で「エリエール」ブランドを展開する大王製紙が3月下旬出荷分から15%以上の値上げ(対象は家庭紙製品全品)を発表。
続いて1月20日には、家庭紙2位「クリネックス」「スコッティ」ブランドを持つ日本製紙も4月出荷分からの10%以上の値上げを打ち出した。
いずれも原燃料や物流コストの上昇などをその理由に挙げている。

いち早く値上げを決めた大王製紙は「食料品や日用品の多くが値上げをしているので、(卸先に)ある程度理解されている」と話す。
製紙メーカーの中で今のところ値上げを表明しているのは2社だけ。
家庭紙3位で「ネピア」を持つ王子ホールディングス(HD)は動いていない。

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