まずこのお話では
ハルノートだのABCD包囲網だので「どーーーしても真珠湾攻撃に踏み切らざるを得ない状況に追い込まれた大日本帝国」(ウヨ史観)を
現在の「NATOの圧力や国際的な孤立によってどーーーしてもウクライナに侵攻せざるを得ない状況に追い込まれたロシア」(プーチン視点)と重ねているわけで

「妥結」と言いつつも、この場合の日本/ロシアは「もう一歩も引き下がれないほど追い詰められた立場」という設定になるわけであり
つまり話し合いでお互い矛を収める落とし所(妥結点)にたどり着くには
「追い込んだ側(今回の件ではアメリカ/NATO)」が一方的に譲歩することしかありえないことになる

要するに、長々理屈をこねくり回してはいるが
「NATOはロシアの言い分を飲んでさっさとウクライナから手を引け(ウクライナはさっさと武装解除して降伏しろ)」
ということを言ってるだけのお話にしかなりまへんわな、これ