全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)は3月1日、昨年秋に大学生の生活や考えを探った「第57回学生生活実態調査」の結果を発表した。コロナ禍2年目に入り、前年より大学生活を充実していると感じる学生数は回復しているが、大学入学時に十分な支援を受けられなかった現2年生の「しんどさ」が目立っている。(西健太郎)

調査は、2021年10月から11月にかけてインターネットで実施し、前年までと比較可能な全国の国公私立大学30校の学部学生1万813人の結果を集計した。

「友達がいない」「もう諦めている」

調査の自由記述欄でも、2年生から「今さらサークルに入りづらい。周りでサークルに所属している人が少ない」「サークルが出来ず、友達がほとんどいない、もう諦めている」「受験期もあわせると約3年、本当に何もなく、悔しい。就活などで忙しくなるので、もう学生生活は諦めている」など、つらさを訴える声が寄せられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/05f946be0bb131c189822a0da6fa0da61f1ca8f3