対露擁護
ベラルーシ - 2月24日、ルカシェンコ大統領はプーチンの要請に応じ、ロシアの短距離ミサイルや最新型防空ミサイルシステム「S400」を新たに配備する方針を示した。軍幹部を前に「可能な限りロシアを支援する」と述べた[224]。2月27日、国民投票が実施。ルカシェンコ大統領が提案した、核兵器を持たず中立を保つとの現行憲法の条項を削除する内容の改憲案が賛成65.16%、反対10.07%で承認された。これにより、ベラルーシにロシアの核兵器を配備することが可能になった[225][226]。同日、ベラルーシがロシアを支援するため、ウクライナに軍派遣を準備していることが判明した[227]。
ベネズエラ - 2月24日、ベネズエラ外務省は、ミンスク合意を侵害したとして、NATOとアメリカを非難した[228]。ニコラス・マドゥロ大統領はウクライナ侵攻に先立つ2月22日に「プーチン氏が地域の平和を守ろうとする試みを全面的に支持する」と発言している[229]。
ミャンマー - 2月25日、国家行政評議会(軍事政権)のゾー・ミン・トゥン将軍は、ロシアの支持を表明した[230]。一方で反政府勢力の国民統一政府ササ(英語版)国際協力大臣は自身のTwitterにて「国連憲章と国際法に違反しており、ロシアの侵攻は容認できない」とロシアを非難した[231]。
シリアの旗 シリア - 2月25日、バッシャール・アル=アサド大統領はロシアの侵攻を「歴史の訂正」として賞賛し、ロシアの支持を表明した[232][233]。
朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 - 2月26日、外務省は「NATOの拡大でロシアの安全が脅かされている」と欧米を非難するとともに、ロシアを擁護する主張をウェブサイト上に掲載した[234][235]。
キューバ - 3月2日、外務省は「ロシア国境付近への北大西洋条約機構の急速な拡大は、ロシアの安全保障や地域一帯の平和にとって脅威だ」と指摘し「アメリカ政府はここ数週間、ロシアを脅かすとともに、国際社会でウクライナへの『差し迫った大規模侵攻の危機』をあおっている」とアメリカを非難したうえで、ロシアを支持する姿勢を示した[236]。ロシアはキューバの債務の返済期限を2027年まで延長することに合意するなど関係を深めている
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