FIFA前会長もプーチン大統領の異変≠察知「彼は以前とは別人」
 国際サッカー連盟(FIFA)の前会長のジョセフ・ブラッター氏(85)が、ロシアのウラジミール・プーチン大統領(69)を痛烈にブッタ斬った。

 ウクライナに侵攻したロシアがスポーツ界からも続々と追放される中、プーチン大統領への批判も日増しに強まっている。そんな中、ブラッター氏が一連の問題に口を開いた。

 ロシアメディア「sports.ru」によると、ブラッター氏はプーチン大統領について「彼は以前のような人間ではなくなった。現状を見れば分かるが、テレビで話すプーチンも以前とは別人になっている」と断言した。

 ブラッター氏はロシアが2018年のワールドカップ(W杯)の開催権を獲得した際、プーチン大統領と「友好的で親密な関係を築いた」と語った。しかし、一連の社会情勢を踏まえて「考えが改まった」という。

「ロシア勢の出場停止に関しては当初は少し疑問があったが、スポーツ界は正しく、一貫してロシアにレッドカードを提示した。
スイスも明確な発信をしてくれて良かったと思う。ウクライナの人々とその勇敢な抵抗者たちに連帯と共感を示したい」

 ロシア国内の世論調査ではプーチン大領領の支持率が1週間で60%から71%に上昇したことを複数のロシアメディアが伝えているが、それと反比例するように世界の目は厳しくなっている。

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