2021年は株式インデックスにとって最高、債券にとっては最悪の年だった
こんにちは。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。2021年は株式インデックスにとっては最高の年でしたが、債券にとっては最悪の年となりました。
2021年にS&P500が30%弱のリターン、MSCI All-World Indexが20%弱のリターンを上げる中、バークレイズのグローバル総債券インデックス(68兆ドルのソブリンおよび社債の幅広いベンチマーク)は5%弱のマイナスのリターンでした。主な理由は、2回におよぶ政府債務の大量発行によるものです。
2021年当初に投資家はパンデミックからの回復が持続的な成長とリフレを期待しました。秋には、中央銀行が金利上昇に伴う高水準のインフレに対応する準備をしていることを示唆したため、短期債券は打撃を受けました。
コロナ前はシンガポールの富裕層の間では金融債への投資が人気でした。物価も安定しており、金利もしっかりとあった時代だったからです。
しかし、現在は物価が急激に上昇し、金利も歴史的に低水準で、預金や債券を保有している投資家にとっては非常に厳しい環境です。
この先10年、インデックス投資でリターンを得るのは難しい?
2020年、レイ・ダリオのヘッジファンド「ブリッジウォーター」は最高のパフォーマンスを出しました。しかし、2021年はブリッジウォーターの2つのファンドは高いパフォーマンスを出したものの、インデックスに及びませんでした。