何より一番惹かれた要素は、主人公ケーン・ワカバのライバルとして登場したマイヨ・プラートです。「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれるエースパイロットにしてヒロインであるリンダ・プラートの兄のマイヨは、当初は機密兵器であるドラグナーを狙いケーンたちと何度も戦いますが、部下の暴走などさまざまな要素により失敗し、左遷されてしまいます。

『ガンダム』のシャア・アズナブルをオマージュしたキャラクターと思われるのでこの流れは理解しやすいのですが、マイヨの場合は、部下が左遷を不服として反乱を起こすなど、よりカリスマ性が際立つ展開となっています。



 放送当時は不遇だった『ドラグナー』ですが、2021年から2022年にかけて「魂ネイションズ」で完全新規造形の「ドラグナー1 カスタム」「ドラグナー2 カスタム」「ドラグナー3」が登場するなど、再評価されています。一度は時代に敗れても、良いものは必ず世に出てくることを示してくれたのが、『機甲戦記ドラグナー』なのかもしれません

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8f46dd48bab9a0ae4f9f49f645d858457996d0?page=2