徴兵制度
ロシアは過去3世紀(ロシア帝国とソビエト連邦時代を含む)にわたり徴兵制度を採用していて、2009年時点では、18-27歳の男性が1年間の兵役に就くことが求められており、徴募に応じる義務がある。
なお大学生は兵役を遅らせることが許可されているほか、ロシアの大学には軍事教練が存在し、これが徴兵制度を補っている。

ロシア軍では、軍内でのいじめ、殺人などの犯罪行為が後を絶たず、ロシアの徴兵制はロシア国民の間で非常に評判が悪く、若者の間では兵役逃れが蔓延している[注 3]。
2004年には徴兵忌避率が90%以上[注 4]に達したとイワノフ国防相が発言した[12]など、ロシアの徴兵制は形骸化が進み、もはや破綻寸前であるという評価もある[13][14]。

徴兵制度の機能不全や少子化のため、2014年度は100万人の定数に対して約77万人(充足率77%)まで落ちていたが、2019年には約90万人となっている。
^ 徴兵忌避率はロシア全体で90.5%、大都市部では97%にのぼる。

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