ホーム 地域 都営新宿線は便利で暮らしやすい! 新宿周辺エリア勤務の人に特におすすめの穴場3駅

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地域 2022.02.24 岡本 郁雄
都営新宿線は便利で暮らしやすい! 新宿周辺エリア勤務の人に特におすすめの穴場3駅


東京都新宿区にある新宿駅と千葉県市川市にある本八幡駅を結ぶ都営新宿線。京王電鉄の運営する京王線や京王新線とも相互直通運転を行っており、橋本や高尾山口につながる首都圏の西側にもつながります。市ヶ谷駅、九段下駅、神保町駅など山手線の内側へのアクセスが良いのも魅力。通勤利便性が高く、江東区や江戸川区の沿線の各駅には、大型団地も整備され居住エリアとしても発展しています。今回は、都営新宿線の特徴と筆者おすすめの3つの街について紹介します。

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出典:東京都交通局 都営新宿線の沿線図
都心直結で公園などの自然が沿線に充実
都営新宿線は、1978年の岩本町〜東大島間の開業から始まり1989年に全区間が開通しています。沿線の特徴は、都心へ短時間・ダイレクトに結ばれ、多くの駅で乗り換えが可能なこと。神保町駅では、東京メトロ三田線・半蔵門線に、市ヶ谷駅では、東京メトロ有楽町線・南北線、JR線と結ばれます。職住近接を求める人にとって、通勤利便性の高さは都営新宿線沿線で暮らす大きな魅力となっています。

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東京スカイツリーと猿江恩賜公園の紅葉(画像素材:PIXTA)
また、大規模な団地が多いのも都営新宿線の特徴です。西大島から東大島などの各駅には、UR都市機構や区営住宅などの賃貸住宅が数多くつくられ、公園や教育関連施設、商店なども街づくりの一環として整備されています。都営新宿線は、隅田川、荒川、江戸川といった河川を越えて延びており、水辺などの自然が豊かなのも特徴。大きな公園も多く、猿江恩賜公園(住吉駅)、大島小松川公園(東大島駅)、篠崎公園(篠崎駅)など身近に子どもがのびのびと遊べる憩いのスポットが豊富であることも、都営新宿線沿線の街の魅力となっています。なお東大島駅が、江東区と江戸川区の区境にあたります。

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大島小松川公園とマンション群(画像素材:PIXTA)
2019年の合計特殊出生率によれば、江東区は1.22人で東京23区内7位、江戸川区は1.32人で同3位となっています。自然豊かな都営新宿線沿線は子育てしやすく、子どもと一緒に暮らしやすい場所と言えるかもしれません。なお、東京都発表の2021年4月1日時点の待機児童数は、江東区は4人、江戸川区は49人でともに前年よりも大きく改善しています。