【ニューヨーク=寺口亮一、ブリュッセル=畠山朋子】ロシアによる原子力発電所への攻撃を受け、国連安全保障理事会は4日に緊急会合を開催する。米英仏など理事国6か国が要請した。国連外交筋によると、各理事国は、大惨事につながるおそれのある原発を攻撃した意図について、ロシアに説明を求める。

 緊急会合には国際原子力機関(IAEA)も出席し、現地の状況を説明する見通しだ。

 また、先進7か国(G7)は4日、ブリュッセルで緊急の外相会合を開いた。各国は、ロシアによる原発への攻撃を非難し、原発施設とその周辺への攻撃をやめるよう求めることで一致した。ウクライナからの即時撤退も求め、侵攻を続けた場合には追加制裁を科す方針も確認した。日本の林外相はオンラインで参加した。
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