ロシア軍内部の音声をイギリス調査会社が入手 砲撃命令に兵士困惑「それは違う!」 涙も 
3/4(金)

ロシア軍司令官:
部隊を引き上げて、集落を砲撃するんだ

ロシア軍兵士:
ゆっくり、繰り返して

ロシア軍司令官:
繰り返して、繰り返して、私が言ったこと

ロシア軍兵士:
それは違う!

この音声は、イギリスの地理空間情報会社「シャドーブレイク」が入手して公開したもの。めざまし8は、その会社のCEOを取材しました。

サミュエル・カルディーロ CEO:
兵士たちと司令官の間で、意見の対立があったという事実がわかります。そのような命令が下されたという事実自体が戦争犯罪です。

CEOによれば、村の砲撃を命じる司令官に対して、兵士が「民間人が離れるまでできません」と答えるなど、司令官の砲撃指示に従わない兵士との緊迫したやりとりもあったといいます。

音声は、無線愛好家が世界各地に設置したアンテナなどを使って合法的に入手したといい、こんなやり取りも。

サミュエル・カルディーロ CEO:
一番記憶に残っているのは、兵士の1人が戦闘中に泣き始めたということです。彼らも人間なのだということに気づかされます。リアルな(切羽詰まった)状況に置かれているのだと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07a2ff83232fc29fa34da4db7a69b675ebe30ef5