ロシア国防省、ウクライナ2都市で一時停戦を発表 ウクライナ側も確認 侵攻10日目

ロシア軍のウクライナ侵攻開始から10日目の5日朝、ロシア国防省は人道的な避難用回廊設置のため、ウクライナ南部マリウポリとヴォルノヴァハの2都市でモスクワ時間5日午前10時(ウクライナ時間午前9時、日本時間午後4時)から7時間、一時停戦を開始すると発表した。
ウクライナ側は日本時間午後4時すぎ、一時停戦を確認したと明らかにした。

ロシア報道によると、ロシア国防省は両市の市民が避難できるよう「静けさが支配する」時間を設けると、ウクライナ当局と合意したと発表した。

2月24日に侵攻が始まって以来、一時停戦は初めてとなる。

ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリのヴァディム・ボイチェンコ市長はこれに先立ち、ロシア軍による都市封鎖と「無慈悲な攻撃」を受け、一般市民が避難できるよう、人道回廊の設置を求めていた。
https://www.bbc.com/japanese/60630048