F1ハース、ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピン解雇 ウラルカリとの契約も打ち切り
F1に参戦するハースは5日、ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピン(23)との契約を終了すると発表した。タイトルスポンサーだったロシアの肥料メーカー「ウラルカリ」との契約も打ち切ることを決めた。

 「ハースはタイトルパートナーシップを組んでいたウラルカリとマゼピンの契約を即座に終了することを選んだ」との声明を出した。後任のドライバーとしてリザーブで同チームからスポット参戦の経験があるピエトロ・フィッティパルディ(25)=ブラジル=の起用が有力視されている。

 ロシアのウクライナ侵攻に伴い、経済制裁として西側各国がロシアの主要銀行との取引を停止し、チーム側は同社からのスポンサー資金を調達できない見通しとなったことが大きいという。同社はマゼピンの父親が共同オーナーを務める企業で、いわゆる持ち込みスポンサーだった。

 2月のF1合同テストではロシアのウクライナ侵攻が始まった翌日に車体からウラルカリのロゴなどを外して走行した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/18f2a225232885a2f7e3f522edd5df39988b29b3