東電社長「漁業者との約束守る」 福島第1原発処理水の海洋放出で
3/7(月) 19:02

 東京電力の小早川智明社長は7日、共同通信の単独インタビューにオンラインで応じ、福島第1原発処理水の海洋放出を巡り「関係者の理解なしに、いかなる処分もしない」とした地元漁業者との約束を「順守する。理解を得られるように取り組みたい」と述べた。

 約束は、東電が2015年8月に福島県漁業協同組合連合会に文書で示した。しかし政府が21年4月に処理水を海水で薄めて海洋放出する方針を決定したことを受け、漁業者は「約束が覆された」などと指摘、反対の姿勢を崩していない。

 小早川氏は「まずは風評被害が起きないようにするのが重要だ。愚直に、地道に対策を積み重ねていく」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b6387d65dd7d84b8c968387fc01dbd32ed9938dd