【ロンドン時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日までに、ロシアの信用格付けを下から2番目の「Ca」に引き下げると発表した。

「デフォルト(債務不履行)に陥っているか、それに近い状態にある」という認定で、主要国の格付けとしては極めて異例。
ウクライナ侵攻に伴う欧米の制裁で経済が混乱する中、ロシアの苦境が一段と深まりそうだ。

ムーディーズは「ロシアの債務を支払う意思と能力への深刻な懸念」を指摘し、「デフォルトが発生するリスクが著しく高まっている」と警告した。
さらなる格下げを視野に見直す方針だ。 

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