https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-15/2018091503_01_1.html
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> 日本とロシアの領土問題の根本には、第2次世界大戦の戦後処理の不公正と、
>それを正すことができない歴代日本政府の道理ない外交政策があります。
>
> 旧ソ連のスターリンは、大西洋憲章(1941年)とカイロ宣言(43年)で確認された
>「領土不拡大」という戦後処理の大原則を破り、ヤルタ秘密協定(45年)で「千島列島の引き渡し」を要求。
>米英側がこれに応じて協定に書き込み、
>その延長線上で日本政府はサンフランシスコ講和条約(51年)で「千島列島の放棄」を宣言しました。
>
> ところが自民党政権は、戦後処理の不公正にメスを入れないまま、
>サ条約を不動の前提として「南千島は千島にあらず。だから返還せよ」と主張してきました。
>
> 「南千島は千島にあらず」との主張は、55年に米国の入れ知恵で突然始まったものですが、
>歴史的にも国際法的にも通用しない主張です。今日までの領土交渉でもその破綻は明らかです。
>
> 領土問題を根本的に解決するためには、サ条約の千島関連条項を廃棄・無効化し、
>国際法と歴史的事実に基づいて道理ある解決を目指し、本腰を入れた国際交渉が必要です。
>一度結んだ条約でも国際法と民主主義の道理にてらして問題があれば、それを是正することはできます。
>
> スターリンが第2次世界大戦時に不当に行ったバルト3国の併合、
>ポーランドの一部地域の併合はほとんどが解決しており、千島列島だけが未解決で残されています。

なぜ安倍晋三の振る舞いに、共産党が激怒して、
尖閣竹島初め領土問題に煩い「保守」を自認する人らががもにょもにょしていたのか、基本事項のおさらい