ウクライナ当局によると、首都キエフ近郊のイルピンで、避難民の通過する検問所がロシア軍の砲撃を受けた。市長は同地区で民間人8人が死亡したと発表した。

イルピンはキエフの北西に位置する。SNSに投稿された動画は、大きな被害を受けた現場の様子を伝えている。現地の外国メディアは、通過中の市民の列を砲弾が直撃したと報じた。

市長は声明で、「私の目の前で幼い子ども2人と大人2人の一家が亡くなった」と述べた。

米AP通信の写真には、複数の遺体がシートで覆われ、その近くにスーツケースだけが残った場面が写っている。

https://www.cnn.co.jp/world/35184518.html