知人宅に侵入し合鍵を盗んだとして、警視庁竹の塚署は8日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、東京都足立区保木間の無職市村貴子容疑者(56)を逮捕した。

 40回以上忍び込んでキャッシュカードを持ち出していたとみられ、「生活費が欲しかった。盗んでいるという感覚がなくなりやめられなかった」などと話し、容疑を認めている。逮捕は7日。

 同署によると、市村容疑者は2020年7月〜21年11月、1人暮らしの知人男性(77)宅に侵入。キャッシュカードの持ち出しを繰り返し、約70回にわたり計約190万円を引き出していたという。

 男性とは10年来の交流があり、頻繁に自宅を訪れ、不在時に合鍵を使うなどして侵入していた。現金の引き出し後はキャッシュカードを元の場所に戻すなどして、発覚を免れていた。 

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