ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、格付け大手フィッチ・レーティングスが現地時間の3月8日、ロシアの信用格付けを6段階引き下げた。

これによりロシアのランクは「C」となった。欧米などによるロシアへの制裁措置が強まった影響で、ロシアが「デフォルト(債務不履行)」に近い状態にあると指摘した。

「デフォルトが差し迫っている」

フィッチ・レーティングスは、ロシアのデフォルト信用格付けを「B」から「C」に格下げしたと発表。

この評価について「Cランクはデフォルトが差し迫っていることを示すものだ」と言及した。

フィッチは2日にロシアの信用格付けを6段階引き下げて「B」としたばかりだったが、各国の経済制裁などの影響で国債償還力がさらに低くなったと見込んだ。

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