ロシアへの経済制裁がさらに強まれば、日本の家計の負担は年間、7万1000円増え、低所得者世帯には、消費税3%以上の負担増になるとの試算が公表されました。

試算はみずほリサーチ&テクノロジーズが行ったもので、ロシアへの制裁が強化され、原油相場が今よりおよそ2割高い1バレル=150ドルになるなど、商品価格の高騰が1年続くと仮定しています。

その場合、輸入額の増加で企業では13.6兆円、家計には5.8兆円の負担が増えるということです。家計では食料やガソリン、電気代などの上昇で、▽平均的な年収の世帯(年収400〜500万)では年間およそ7万1000円の負担増を見込んでいます。また、負担率は低所得世帯ほど重くなり、年収300万円以下の世帯では、消費税率の3%引き上げを上回る負担増になるということです。https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12198-1512176/