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この「偽ファクトチェック」には2つの同じ破壊された軍用車両が写っており、上の画像には「ドンバス 2014」とのキャプション、下の画像では車両にロシア軍を示す「Z」印が加えられており、「ウクライナによる合成」とのキャプションがついていた。

ジュネーブ駐在のロシア政府の公式ツイッターアカウントは3月4日に、「チャンネル1」が取り上げた「偽ファクトチェック」を含む複数の事例を2分15秒に編集した動画を、「西側とウクライナの#フェイクニュース」としてツイートしていた。

「プロパブリカ」の検証では、これら「偽ファクトチェック動画」は、キャプションがロシア語であることから、ロシア国内などロシア語ユーザーに向けた発信と見ている。

シルバーマン氏らの記事の中で、フェイクニュースに詳しいハーバード大学ショーレンスタインセンターのリサーチディレクター、ジョーン・ドノバン氏は、これらの「偽ファクトチェック動画」を、「低品位の情報戦」と評している。