「外来種は駆除」は正義か、そう簡単には言えない理由
3/10(木) 21:30配信

ミシシッピアカミミガメ

外来生物の駆除と聞いて、すぐ思い浮かぶ事例はミシシッピアカミミガメだ。年間何十万匹駆除されているだろうか。
中にはかつて子供たちや、その家族の笑顔に囲まれて暮らしていたカメもいたかもしれない。

アカミミガメについては、その駆除・処分や遺骸の肥料化などの活用方法、担当者のメンタル対応に至る細やかな「防除マニュアル」等がある。
殺処分にあたっては、苦痛を与えない方法として、冷凍死させる方法などがとられている。

しかし、カメは体温が下がると動けなくなることから、もがくことができず苦痛がないように見えるだけで、細胞が凍結する際には相当な痛みがあるはず。
動物福祉の観点から、凍結死させるにしても麻酔をすべきだという声もある。

中学に進学する頃、カメへの感謝と「そうすれば浦島太郎のように良いことがある」という大人たちの言葉に従って、近所の川に放した。
懸賞に当たっていればミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)についてもそうしたことだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/054ab58d7224e287fb4288dabc8df5079e862e07