「SNSで中傷受けた」池袋暴走事故の遺族が警視庁に近く相談へ
2022年3月12日 00時09分

 東京・池袋で2019年4月に起きた乗用車暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(35)が11日、会員制交流サイト(SNS)上で誹謗ひぼう中傷を受けたとして、近く警視庁に相談することを本紙に明かした。

 松永さんによると、自身のツイッターに同日、匿名の人物から「金や反響目当てで、闘っているようにしか見えませんでした」「天国の妻子が喜ぶとでも?」などの投稿があった。投稿は既に削除されている。

 松永さんは東京地裁で開かれていた事故の刑事裁判で、被害者参加制度を利用して被告人質問や意見陳述をしてきた。松永さんは取材に「遺族の心を無視した書き込みで許せない。言葉への責任を取ってほしい」と話した。

※略※

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/165157