時の話題 「国際女性デー」 | 稚内プレス社
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2022 年 3 月 9 日 ニュース
時の話題 「国際女性デー」

今でこそ男女平等が当り前になったが、戦前、戦後の一時期までの女性の社会的地位はかなり低く、「国際女性デー」(3月8日)が設けられるも日本は女性の地位向上という観点では後進国と言っても過言でなかろう。

と言う筆者は「女は子どもを産み家庭を守ればいい」と数年前まで述べるなど性差別が無いジェンダーなる言葉に無縁の男であり、妻に「一人じゃ何もできないくせに」と蔑まれた現実を理解しようとしないその他多数の男どもと一緒だった。

国連で婦人デーが制定されたよう日本男子もその潮流をしっかり受け止めねばならず、女性を隅に置くことなく今は男女平等の社会なんだということ自覚しなければならない。

世の中は男によって形成されているというのは繰言であり、父親と母親がいてこの世に生まれ戦後の民主教育を受け、何時しか親になり家族としての歴史を繰り返すに及び、改めて気付かされるのは妻として母として強い女性の姿であろう。

男女同権というより家庭の中では女性の方が強い立場におり、その手の平で男は活かされていること感じることがある。

筆者なんぞはかなりの亭主関白だが、40年間弱に及ぶ結婚生活で妻に一度も手を上げたことはない。生意気な事を言わなかったからであり、生意気な事を言った身内の女性には実際手を上げたことがあった。

現代女性の学業レベルは男性を凌ぎ高校でも大学でも優秀な人材はごまんといる。その女性達が社会の一線で活躍できなければ日本にも稚内にも未来は無いということだ。