「アンネの日記」のその先…書かれなかった7カ月間、そして現代の物語を紡ぐ アリ・フォルマン監督の挑戦
https://eiga.com/news/20220310/9/

第二次世界大戦下、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが、ナチスから身を潜めた隠れ家での生活を綴り、2022年に出版から75周年を迎えた不朽の名作「アンネの日記」。
同作には、アンネでもなく、姉マルゴーでもない、もうひとりの少女が登場する。それは、アンネの“空想の友達”キティー。
アンネはいつも、キティーと対話するように日記を書いていた。もしもキティーが日記から飛び出し、現代のオランダ・アムステルダムによみがえったら……。
そんな独創的な設定で、「アンネの日記」を題材に新たな物語を紡ぐアニメーション映画「アンネ・フランクと旅する日記」が、3月11日に公開となる。

激しい嵐の夜、アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」に保管されているオリジナル版「アンネの日記」に異変が起き、日記のなかからアンネの“空想の友達”キティーが姿を現す。
時空を飛び越えたことに気付かず、いまが1944年だと思っているキティーは、目の前から消えたアンネを探し、街を駆けめぐる。

https://eiga.k-img.com/images/buzz/95360/b09844253d9f0196/640.jpg