https://news.livedoor.com/topics/detail/21822612/
 近年、アトピーに悩む人は増加しているが、その中で注目されているのが患者のためのiPhoneアプリだ。症状を記録・共有でき、日本最大のアトピー患者コミュニティーに成長した。いったい、どんなアプリなのだろうか

【症状を見える化】
「アトピヨ」というこのアプリは、アトピー特有の皮膚症状を画像と文字で匿名投稿することにより、症状を記録し、共有できる。使い方は簡単で、アプリをiPhoneにダウンロードしてカメラを起動し、症状部位を撮影・投稿する。

 患部の画像と症状のメモ、さらには使用した薬などを匿名で投稿することにより、自身の治療経過が「見える化」される。投稿により患者は治療経過をアプリに記録でき、その記録は医師への症状説明のアシストにもなる。皮膚科医へのアンケートでもアトピヨによる症状の写真記録が「診療に役立つ」と半数以上が評価しているとされる。

 それだけではない。他のユーザーも投稿を参考にできる。投稿された画像は発症部位ごとに時系列表示され、自分以外のユーザーとも共有されるため、多くの患者の症状、経過を自身の病状の参考にできるのだ。画像を検索するには、「顔」「手」「足」といった部位や「薬、クリーム」などのカテゴリー、さらには「赤み」「カサカサ」といったキーワードを使う。

 アプリ開発者のアトピヨ合同会社Ryotaro Ako代表社員によれば、「いわばアトピー患者同士のインスタグラムのようなものです」とのこと。Ako氏もアトピー患者だったという。

 なお、顔などのプライベート画像は非公開にする機能もある。

【配信開始から会員数は急増】