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ネイバーは14日、定期株主総会や取締役会を通じ、崔秀姸(チェ·スヨン)最高経営者(CEO)を新規選任した。若いリーダーシップで企業文化の改善、世界事業の強化など、山積する課題を解決できるか関心が集まっている。創業者の李海珍(イ·へジン)グローバル最高投資責任者(GIO)とハン·ソンスク前代表は、海外事業に集中する見通しだ。

崔氏は、1981年生まれでソウル大学工学部を出て延世(ヨンセ)大学法学専門大学院、米ハーバード大学ロースクールなどで勉強した。法務法人ユルチョンに勤務し、2019年にネイバーに合流した。その後、グローバル事業支援部の責任リーダーを務め、GIOと共にグローバル投資事業に集中した。

崔氏は、この日の株主総会で「多様な事業領域の成長速度を高めるのはもちろん、事業間融合を実験して新事業を作り、市場価値で報いたい」と述べた

崔氏の、最も急がれる課題は、企業文化の改善だ。 ネイバーのリーダーシップが入れ替わった直接的なきっかけは、昨年5月、職場内での嫌がらせでネイバー職員が自殺した事件だ。2023年まで任期が保障されたハン·ソンスク前代表が、辞任の意思を明らかにし、崔氏が代わりになった。 崔氏は、代表ポストに内定してからこの3か月間、職員400人あまりと直接会って、ネイバー組織構造の問題点や解決策について模索したという。

崔氏は「私がCEOに選任され、もっと大きな挑戦をしてほしいという注文を受けた」とし「跳躍のため信頼と自律性に基づいたネイバーならではの企業文化を回復することを当面の課題と見ている」と強調した。

世界事業にも力を入れる見通しだ。最近、ネイバーはグローバル事業の拡大に力を入れている。ネイバーグローバルメタバースのプラットフォーム「ゼペット」が3月の累積加入者が3億人を突破し、ネイバーウェブトゥーン(IP)ベースのドラマ「今、私たちの学校は」がネットフリックスドラマの総合1位となった。崔氏は、グローバル事業支援部の経験を基に拡大速度をさらに高める計画だ。

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