
中国・上海市共産党委員会の幹部養成機関である党校に所属する政治学者、胡偉氏(58)が、
ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領から距離を置くよう中国政府に求める文書をインターネット上で公表した。
ロシア擁護の姿勢を示す政府に政策変更を促す異例の見解として注目されている。
文書は「ロシア・ウクライナ戦争のあり得る結果と中国の選択」と題し、国外サイトで11日に掲載された。
胡氏は、国際社会の制裁が続く中で「ロシアの大国の地位が終わるかもしれない」と指摘。ロシアの擁護を続ければ、
中国が国際的に孤立を深めることになりかねないとして、「プーチン氏と一緒にされてはいけない。なるべく早く切り離す必要がある」と主張した。
また、ロシアが核戦争を引き起こす可能性に言及し、「(中国は)プーチン氏がやるかもしれない冒険を阻止すべきだ。国際社会から称賛され、米国との関係を改善する契機となり得る」と強調した。
こうした胡氏の主張について、中国のSNS上では「米国にひざまずくのか」といった批判が上がっている。
中国の政治学者「プーチン氏の擁護続ければ、国際的に孤立」…政府に距離置くよう求める
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220314-OYT1T50150/