3/21(月) 8:53
スポーツ報知

橋下徹氏、池袋暴走事故遺族を中傷の男事情聴取に「事後的にもっと大きな制裁を加えないといけません」

 21日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月〜金曜・午前8時)では、2019年4月に東京・池袋で発生した自動車の暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さんが自身のSNS上で誹謗中傷された事件で、警視庁が侮辱容疑で愛知県に住む20代の男を任意で事情聴取したことを報じた。

 今回の件について、コメンテーターとして出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「(SNSの)匿名性は重要だと思います。いろいろな真実を公にする際に、特に権力チェックなどをする際に実名を出してしまうと圧力が加わることもありますし、匿名性は重要なんですが…」とまずコメント。

 その上で「言論の自由にも一定の限界があって、事前に規制すると、また表現の自由の畏縮が生じるので、後で裁判でこれはダメだよとなった時には、これは厳罰ないしは民事的な賠償額の増額でペナルティーを課す。事後的にもっと大きな制裁を加えないといけません」と続け、「今の日本社会のSNS規制は事後的なペナルティーもすごく弱いんですよ。僕はそこはキツくすべきだと思います」と話していた。

 今回の事件では、今月11日に松永さんのツイッター投稿に対し、匿名のアカウントから「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでした」などの書き込みがあった。警視庁の捜査で20代の男が浮上し、19日に事情聴取。男の自宅を家宅捜索した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7aecf80e5ca79adc86fc39ef35e8ad3e7bb53c9b