【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシア軍の包囲攻撃が続くウクライナ南東部マリウポリ市の幹部は22日までに、攻撃開始後に3千人以上が死亡した可能性があると国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)に述べた。ロシアは21日、市民6万2千人以上をロシア側に誘導して避難させたと発表。ウクライナ側は「強制連行」だと反発している。

 マリウポリはロシアの攻撃で「人道回廊」が十分機能していない。ウクライナ側への避難が困難となっており、約43万人の住民の大半が孤立。ロシアは人道回廊でロシア側への経路も設定し、市民を誘導、保護してきたと主張している。

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