高校の野球部で、部員にわいせつ行為を繰り返した元コーチに懲役10年の判決です。

 判決によりますと、大阪市内にある高校で野球部のコーチを務めていた水落雄基被告(31)は、おととし11月以降、部員に喫煙をさせた上で、「それ言わないから、このことも言わないで」と脅迫し、わいせつ行為をするなどしました。

 水落被告は起訴内容を認め、検察は「わずか1ヵ月半の間に8人の被害者(部員)に犯行を繰り返した」として、懲役12年を求めていました。

 判決で大阪地裁は、「被害者が、試合のメンバーから外されることを恐れて抵抗できないことに乗じていて極めて卑劣」、「被害者らは、部活を辞め、学校を退学せざるをえなくなるなど大きな悪影響を被っている」として、水落被告に懲役10年を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/89eb5bd2e65ab83ae31de49b97cfa1c83f926dff