核使用ならNATO介入も
米上院軍事委トップが見解
2022/3/24 08:42 (JST)
3/24 08:59 (JST)updated

 【ワシントン共同】リード米上院軍事委員長(民主党)は23日、ウクライナに侵攻したロシア軍が核兵器や生物・化学兵器を使用し、放射線などが北大西洋条約機構(NATO)加盟国に飛散すれば、NATOへの攻撃と見なし軍事介入する可能性があるとの見解を示した。国防専門記者団とのオンラインインタビューで語った。

 リード氏は「ロシアが核兵器を爆発させ、放射線が(隣接する)国々に飛散すれば、NATOへの攻撃と十分に見なすことができる」と指摘、生物・化学兵器使用の場合でも同様だと訴えた。

 軍事介入に踏み切るかどうかは、NATO加盟国全体での協議が必要だとの考えを示した。

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