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路上生活者の収入事情について、実際に路上生活を経験したルポライターが明かした。さらに、「転売屋のバイト」を体験した時の様子も公開した。

19日深夜に放送された『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)では、昨年の夏に東京都内の路上で生活をし、その体験談をまとめた書籍『ルポ路上生活』(KADOKAWA)の著者である國友公司氏をゲストに招き、東京の路上生活者の実態にせまった。

路上生活者の収入事情について、番組では「アルミ缶回収で月収20万の人も」と紹介。
國友氏によれば、そこまでの高収入を得られるのはいわゆる「超人」で、アルミ缶を集めるルートや、場所によっての業者の回収頻度を知るなどの「コツ」も必要だという。
マンションなどの敷地に勝手に入ると逮捕されることもあるため、管理側と“契約”をして回収する人もいるのだとか。

世間では空き缶拾いが路上生活者の仕事の定番のようなイメージがあるが、國友氏は「限られた人しかできない仕事」だと説明。
路上生活者のなかでも缶を貯めておくための小屋が必要で、日中移動を強いられる人には難しいそう。また、現在アルミ缶はおよそ1キロあたり210円ほどだが、緊急事態宣言下には1キロおよそ90円に下落するなど、値段の変動のも大きいのだという。

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