しかし、不思議なことに電波でしか見ることができません。南アフリカ電波天文台のMeerKAT電波望遠鏡が、ORC1("Odd Radio Circle 1")と名付けられた円の1つを新たに詳細に捉えたのです。

研究はまだ進行中ですが、天文学者は、このような画像によって、これらの電波構造がどのように形成されるかを絞り込み、ORCの進化と宇宙全体をよりよく適合させることができるようになるだろうと述べています。

天文学者は、ORCを電波の波長でしか発見しておらず、光学、X線、赤外線望遠鏡を使った他の調査では、この天体は現れないため、さらに謎が深まっています。

現在、ORCがどのように形成されるかについては、3つの説があります。1つは、銀河の真ん中で超巨大ブラックホールが合体するような大爆発を起こしたという説です。 

また、銀河の中心から放出される高エネルギー粒子のジェットである可能性や、星が形成される際に生じるスターバースト「終末衝撃波」である可能性もあります。 

研究チームは、さらに詳細な電波調査が必要であることを認めつつも、空で何か新しいものを発見したことに興奮していると声明で述べています。
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