広島県尾道市で、巡回中に１１歳の女の子にわいせつな行為をしたなどの罪に問われた元警察官の男に、広島地方裁判所は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと、尾道警察署で勤務していた元巡査部長小田原弘和被告は、去年１１月、尾道市の住宅にいた１１歳の女の子の服をまくり上げ、キャミソールの上から胸のあたりをつまようじで数回つつくなどしたほか、別の日には、２人の女の子のスカートのなかを携帯電話で撮影するなどしました。
広島地裁の藤丸貴久裁判官は、「警察官への信頼を悪用した卑劣な犯行であり、厳しい非難に値する」と指摘。また、「同種事案に比べて執拗さや性的な意味合いは弱いが、警察の信頼を失墜させた社会的影響を鑑みて執行猶予の期間を上限とした」と述べ、懲役３年、執行猶予５年を言い渡しました。https://news.yahoo.co.jp/articles/c2be8952e6cb27800d5681dd3c5f2da6eda2c4ee
