秋庭繁市議 本会議での発言
 (議席番号)9番、日本共産党の秋庭繁です。
 議題となっています(専決処分についての)認定第1号について、反対の立場から意見を述べます。
 はじめに、主権国家であるウクライナへロシアの軍事侵略に抗議するとともに、ウクライナからの即時撤退を望むものです。
 昨日は国連で、ロシアに軍事行動の即時停止を求める決議が採択されました。茨城県議会でも、ウクライナ侵攻に断固抗議する決議が採択されています。国会でも衆参で決議採択がされています。

 ところが、安倍(晋三)元首相はウクライナ危機に乗じて「アメリカとの核兵器共有」や「憲法9条改定」、「敵基地攻撃」能力を持とうと発言し、このことが問題になりました。
 岸田(文雄)総理は「広島出身の総理大臣としてと前置きし、非核3原則を堅持するというわが国の立場から考えて認められない」と述べ、「自国防衛のためにアメリカの抑止力を共有する枠組みを想定しているものであれば、これは認められない」との考えを示しました。
 また広島の被爆者も「政治家のトップを経験した人が言うべきではない」「時が変われば核兵器を使ってもいいような言葉が軽々しく出ることに私たちは怒りに堪えません」(と言っている)と報じられています。

 安倍元首相らの発言は「力の論理」に力で応えるというやり方であり、これらを否定した国連憲章、憲法9条のもとで許されない暴論です。
 以上、指摘して、議案への意見を述べます。(以下略)