ウクライナが食料支援要請 駐日大使、金子農相に

ウクライナのコルスンスキー駐日大使は24日、金子原二郎農相と会談し、ウクライナへの食料支援を要請した。ロシアによる侵攻について「ウクライナの農地にとっても痛ましいことだ」と述べ、農業も打撃を受けていると説明。避難民向けの食料に加え、作付けに必要な種子や燃料、肥料などの支援も要望した。

会談は農林水産省で行われた。コルスンスキー氏は会談後、報道陣の取材に対し「ウクライナの人口の4分の1が避難している。そうした人たちが収入を失い、食料を必要としている」と窮状を訴えた。コルスンスキー氏によると、金子氏は「先進7カ国(G7)と調整し、この問題に取り組みたい」と前向きに応じたという。

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