https://www.asahi.com/articles/ASQ3T3PJ8Q3RUTFK00C.html

立憲民主党が夏の参院選の候補者調整をめぐり、表現ぶりに神経をとがらせている。「野党共闘」で臨んだ昨年の衆院選は共産党との協力に注目が集まり、「立憲共産党」などと批判されたからだ。「野党共闘」や「一本化」「協力」という言葉はNGワードになりつつある。

 「1人区においては一本…、候補者調整をしていく」。先週、野党各党に参院選へ協議の申し入れをした泉健太代表は、記者団の取材で「一本化」と言いかけたところを、慌てて「候補者調整」と言い直した。

2月の党大会で決めた活動計画には「野党候補一本化」と盛り込んだが、幹部の一人は「『一本化』という言葉を使うと『共通候補』になり、各党が選挙協力することをイメージさせる」と解説する。

 立憲は「野党共闘」や「協力」の言葉も使うのを避けている。
別の幹部は「マスコミは『野…