速報 旭川女子中学生死亡 第三者委員会「いじめ」認める 6項目について遺族に報告 詳細は近日明らかに

北海道旭川市で当時中学2年生の廣瀬爽彩さんが凍死した状態で見つかった問題で、調査をしていた第三者委員会は「いじめ」として確認された事実6項目について27日、遺族側に伝えたということです。旭川市教育委員会は、6項目の詳細について、近日中に明らかにしたいとしています。

<旭川市・今津寛介市長コメント>
「本市、女子中学生が亡くなられた事案について、今回、旭川市いじめ等防止等対策委員会の報告があり、いじめとして取り上げる事案があったとの調査結果が出されました。私としても以前から、いじめであるとの認識を示して参りましたが、このたびの報告によって本事案の真相解明への第一歩となったと考えており、非常に重く受け止めております。まずは、報告内容の詳細の把握に努めますと共に、ご遺族のお考えをお聞きしながら寄り添った対応を行って参りたいと存じます」

<旭川市教育長コメント>
「本市女子中学生が亡くなられた事案については、当時、いじめの認知には至らなかったところでありますが、今回、旭川市いじめ防止等対策委員会から、いじめとして取り上げる事実があったとの報告が御遺族側に伝えられたことについて、教育委員会として、大変厳粛に受け止めております。

 現在、対策委員会において、学校と市教委の対応調査と課題検証など、残りの諮問事項に関する調査が進められているところでありますが、この度の結果を踏まえ、法に基づくいじめの積極的な認知やその後の対処が適切に行われるよう、各学校への指導の徹底を図ることなど、いじめ対策の強化に取り組み、教育行政への信頼回復に全力を尽くしてまいります」
https://news.yahoo.co.jp/articles/08e782edafab4a31909a1306dcf3c1528847f2e1