動物の細胞を増やして作る「培養肉」の自動生産を目指して、大阪大と島津製作所などが協業することを28日、発表した。
3Dプリンターを用いて肉独特の食感などを再現できる技術で自動生産する。令和7年に開催される2025年大阪・関西万博での提供を目指す。
培養肉は動物の筋肉や脂肪の細胞を培養して増やして固め、人工的に作る。培養肉は従来、ミンチ状だったが、大阪大などの研究チームは、3Dプリンターを使って筋肉や脂肪などの繊維を作ることに成功。それらをまとめて肉片を作り、食感なども再現することができる技術を持つ。
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