徳島市の内藤佐和子市長の解職請求(リコール)で署名が偽造されたなどとして、内藤市長が地方自治法違反(署名偽造)の疑いで刑事告訴を検討していた問題で、
内藤市長から相談を受けていた徳島県警は29日、同法違反の疑いで捜査に着手した。市役所に保管されている署名簿を押収する。

 午後5時40分ごろ、捜査員約10人が、署名簿が保管されている市役所9階の市選挙管理委員会事務局に現れ、裁判所が発行した令状を職員に提示して捜索を始めた。

 リコールは、「内藤市長リコール住民投票の会」が行い、署名総数7万1551筆のうち、有効署名数は6万6398筆とされた。内藤市長によると、署名簿の中に、同一筆跡の多数の署名があったほか、既に死亡していた人の署名が含まれていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78530150665e4ade2c52c468901dcbce3e861f4a